CakePHPクッキング

画像や様々なファイルをDBに格納

開発環境:CakePHP2.5.1

画像やWord、Excel、PDFなど様々なファイルをアップロードさせたい時に、そのデータをサーバー上に保存するのも一つの方法ですが、DBに保存してしまう方法もあります。

格納するテーブルを作成

データを保存するテーブルを作成します。

CREATE TABLE `attachments` (
  `id` int(11) NOT NULL AUTO_INCREMENT,
  `filename` text NOT NULL,
  `type` text NOT NULL,
  `contents` mediumblob NOT NULL,
  PRIMARY KEY (`id`)
);

filenameはファイル名、typeはファイルタイプ、contentsはファイルの中身を入れるカラムになります。
ここでのポイントはファイルの中身を入れるcontentsの型をそれなりに大きいmediumblobとするところです。

ビューにFormの準備

次にビューにファイルをアップロードするFormを準備します。

<?php echo $this->Form->create('Attachment', array('enctype' => 'multipart/form-data')); ?>
<?php echo $this->Form->file('attachment'); ?>
<?php echo $this->Form->submit('アップロード'); ?>
<?php echo $this->Form->end(); ?>

フォームのデータを受け取ってDB格納

データを受け取って格納する処理です。

<?php
public function hoge() {
    if (!empty($this->request->data)) {
        $data = array(
            'Attachment' => array(
                'filename' => $this->request->data['Attachment']['attachment']['name'],
                'type' => $this->request->data['Attachment']['attachment']['type'],
                'contents' => file_get_contents($this->request->data['Attachment']['attachment']['tmp_name']),
            )
        );
        if ($this->Attachment->save($data)) {
            $this->Session->setFlash('アップロードしました');
        } else {
            $this->Session->setFlash('アップロードできませんでした');
        }
    }
}
?>

こんな感じでどのようなファイルでもDBに格納することができます。

DBに保存したファイルデータを表示

次に保存したデータを表示させます。

<?php
function attachment($id)
{
    $attachment = $this->Attachment->findById($id);

    $this->layout = false;
    header('Content-type: ' . $attachment['Attachment']['type']);
    header('Content-Disposition: attachment; filename="' . $attachment['Attachment']['filename'] . '"');
    echo $attachment['Attachment']['contents'];
    exit;
}
?>

ヘッダー情報とあわせて出力するだけで、アップロードしたファイルを表示させることができます。

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